私の精神疾患2⃣治療と寛解、再発
休職と療養に入り、治療を開始した私は、服薬とカウンセリング、認知行動療法などで徐々に回復していきました。 だいぶ体調がよくなった頃、医師と上司の強い勧めで日本に一ヶ月ほど一時帰国をし、夫や両親、古い友人など大切な人達に再会し、少しずつ元気を取り戻していきました。...
米国精神医学会『DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)』
による診断基準
誇大性(空想、または行動における)、賞賛されたいという欲求、共感の欠如の広範な様式で、成人期早期に始まり、種々の状況で明らかになります。次のうち5つ(またはそれ以上)によって示される。
自己の重要性に関する誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)。
限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。
自分が特別であり、独特であり、ほかの特別なまたは地位の高い人達に(または施設で)しか理解されない、または関係があるべきだ、と信じている。
過剰な賞賛を求める。
特権意識、つまり特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。
対人関係で相手を不当に利用する。つまり自分自身の目的を達成するために他人を利用する。
共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。
しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。
尊大で倣慢な行動または態度。
『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』医学書院(2014)より