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自己愛性パーソナリティ障害(NPD)のガスライティング

更新日:3月12日

ガスライティング

自己愛性パーソナリティ障害(NPD)のガスライティングとは、心理的操作でターゲットを巧みに操ること。


例えば、相手があなたが傷つくような言葉を発し、あなたはそれをずっと心の傷として持ってるとします。


ある日相手にその事を思い出させると、「え?俺(私)そんな事言ったっけ?思い違いじゃない?」と言われる。


はっきりと否定されて、あなたはもしかしたら自分の感違いだったかも、と思う。


勘違いじゃなかったとしても、相手は言った事を覚えてないと言うことは、本気じゃなかったんだな、あの時は単に機嫌が悪かっただけかも、などと思う。


そして、今目の前にいる優しい相手の甘い言葉を信じて、こっちの姿が本当のこの人の姿だ、あのひどい事を言ったのはきっと本心ではない、と思い込む。


ひどい事を言われて傷ついた心が一転、勘違いだった、本当は相手は私をこんなに愛しているのだと、天に昇る気持ちになる。


この繰り返しで、落差を行ったり来たりする事で、どんどん心理的に相手から離れられらなくなります。


傷つくことを再度言われても、されても、また同じ手法で勘違いだと思わされる。


このガスライティングは、自己愛性パーソナリティ障害の人との関係では典型的だと言われています。


振り回されて疲れ切ってしまう、苦しくて仕方ない、その苦しさを愛だと勘違いしないでください。苦しい気持ちが大きい、イコール相手のことをこんなに愛してるから、ではないのです。


落差の激しい感情の揺れ動きで、心理的に絡め取られているだけです。


まずは立ち止まって、あなた自身を大切にいたわりましょう。


そして相手が本当にあなたを大切にしてくれているか、考えてみてください。


言葉ではなく、行動で、です。


甘い言葉をたくさんかけてくれても、行動が伴っていなければ、それは大切にしてくれているとは言いません。


あなたは、替えが決してきかない、かけがえのない存在です。


あなたの事をまずあなたが大切にしてください。



メンタルヘルス・依存症サポートワーカー/ライフコーチ

堂前宏美

 


References:


Shahada Arabi, "Power-Surviving&Thriving After Narcissistic Abuse" 2017, Thoughts Catalog Books







Comments


森の木

下記の内容に当てはまる場合は
「自己愛性パーソナリティ障害(NPD)」の可能性があります

相手の言動で以下のパターンに当てはまることはありませんか?

もしあてはまるなら相手は「自己愛性パーソナリティ障害(NPD)」の可能性があります。

  • ​あなたとの関係に第三者を持ち込もうとする(元恋人、他の友人、他の同僚など)

  • あなたが傷つくようなことをしたり言ったりした事を覚えていない、又は本気でなかった/冗談だったなどとごまかす

  • 冷たい態度をとった後、非常に優しくなる

  • 別れても友達でいようなどと言って関係を保とうとする

もしあなたが相手のこのような言動に傷つき悩んでいるなら

まずはあなたの頭の中でこんがらがってしまった糸を少しずつほぐしていきましょう

 

自分に一体何が起きているのか 相手との関係に何が起きているのか

だんだんとそれが見えてきます

やがてはっきりとクリアに理解した時

初めてあなたは自分にとってベストな選択ができるようになる

私がそのお手伝いをします

 

自由な心を取り戻して​ より良い自分の未来へと進んでいきましょう​​​

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