恋愛依存症におちいっていませんか?自己愛性パーソナリティ障害(NPD)
- Aira-Life-Coaching
- 1月11日
- 読了時間: 2分
更新日:3月22日

自己愛性パーソナリティ障害(NPD)を持つパートナーとお付き合いしている方から、日々ご相談を受けます。多くの方が「毎日が感情のジェットコースターのようで苦しい」「傷つけられてばかりいるのにどうしても離れられない」「せっかく別れたのにまた相手の元に戻ってしまう」「離れてからだいぶ時間が経つのに、まだ相手の事を思い出してつらくなる」等と苦しんでいらっしゃいます。
このように苦しい恋をしている方、もしかしたら恋愛依存症におちいっているかもしれません。
依存症とは本来「特定の物質や行動に心を奪われ、生活に支障がでているにも関わらず、やめたくてもやめられない」という状態のことです。
私はカナダでメンタルヘルスと依存症サポートワーカーとして、多くの依存症の方と接してきました。
依存症の状態と、特定のパートナーと離れられない状況は、非常によく似ています。
相手と会ったり連絡を取ると一時的にストレスが発散できたり、安心したりリラックスできるが、しばらくすると焦燥感や不安感、居ても立っても居られない気持ちになり生活に支障が出る。そんな状態はまさに依存状態と言えます。
特に、NPDの人はターゲットに対して「虐待サイクル」と呼ばれる三段階を繰り返します。そして、間欠強化をふんだんに用いることで、まさに相手の脳の状態を依存状態にします。人間の脳内ホルモンにはドーパミンやエンドルフィンなど、様々なホルモンの分泌が、依存症にかかわってきます。
苦しい思いをしているのに、傷つけられているのに、どうしても離れたくない、別れたくないと思ってしまうのは、この脳内ホルモンの作用が大きく、依存症と良く似た状態になってしまっているからです。
それによりトラウマボンドが生まれ、たとえ離れた後も苦しみが消えなかったり、再び渇望におそわれて相手に連絡をしてしまったり、もとに戻ってしまったりします。
恋愛依存症についてさらに詳しく知りたい方は、
動画講座『恋愛依存症』をご覧ください。
依存症の専門家でもある講師が、依存症の知見から恋愛依存症を解説し、そこから抜け出すヒントをお伝えします。
・恋愛依存症とは
・依存症の脳内ホルモン
・なぜ離れられないのか
・依存から抜け出すには
あなたが健やかで明るい未来へ向かいますように。
NPDサバイバー回復コーチ
堂前宏美
*「恋愛依存症」についてXスペースでお話しました。聴いてみたい方はこちら
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